エルダードラゴンの項では、結果的にシオウルスポールの発動を阻止できなかったホーリーの魔片でしたが、その理由の一つにシオウルスポールの発動タイミングがエルダードラゴンの残りHP80％の時点で起こることにあることをお話ししました。一方、ボムキングの治癒は、残りHP80％以降にならないと発動されず、しかも、大きくHPを削らない限りはHP20％を切るまで発動されません。また、ボムキングの最大HP量はエルダードラゴンの約２分の1程度であり、瀕死状態で残りHP量14000程度あったエルダードラゴンに対し、ボムキングの瀕死状態は残りHP量7000程度となります。図を参照していただくと、発動を遅らせるホーリーの魔片を使ってアーシェなら最小でも5000以上の与ダメージ量、狂戦士状態のバッシュなら最小でも4000以上の与ダメージ量となり、ホーリーの魔片使用後は「たたかう」1回でボムキングの息の根を止められる計算となります。

エフェクト量8のホーリーの演出効果はとても派手。同じくエフェクト量8の治癒はホーリーの演出が終わるまで発動できない。

いっきに片付くので周りのボムへのガンビットは設定しない。ガンビットのon・offは時間の無駄なだけなので、とどめのホーリーの魔片を使うアーシェは、ボムキングのHP量25％程度に減るまでリザーブメンバーにします。アクアラの魔片は範囲攻撃なので、HP量3233のボムに対し、与ダメージ量を最低でも3256出せるヴァンが1個投げただけで全滅させることができます。その後もボムキングのHPをいっきに削ることなくジワジワと削っていき、残りHP量25％程度になったらアーシェをメンバーに加えます。（残りHP量25％というのは、ほぼ勘、目分量です）。ボムキングの残りHP量70％以上あっても、たたかう2回行えば息の根を止められます。とにかくあっという間の戦いです。

では、初期ライセンスでウィルスを使ってボムキングを倒すことはできるのでしょうか？ライセンスがあればダイヤの腕輪を装備して、セロビ台地でぐりぐりばんばんを入手して装備したり、ニホパラオア装備でC9H804を使ったりで敵をウィルスにできますが、初期ライセンスメンバーは、装備で敵をウィルス状態にできる手段を持ちません。ですので、メテオライト（B）を使うことしか手段がないのです。このメテオライトは、ダイヤの腕輪が装備で、各地で入手できます。しかし、ダイヤ装備なく入手するとなると、クリスタル・グランデしかないのです。クリスタル・グランデは契約の剣入手前では、行けないゾーンがたくさんあります。メテオライト（B）は、この行けないゾーンに入手できるトレジャーがあるのです。つまり、ボムキング討伐は、契約の剣入手後までお預けになります。

クリスタル・グランデの奥地に出現するモンスターに対し、初期ライセンスメンバーは不覚にも歯が立ちません。エスケープ必須になりますが、レダスがいるうちに潜入すると、若干、怖さが軽減します。

メテオライト（B）を入手できれば、ボムキング戦はご存知のように楽勝。バルフレアのアルタイルにサイレント弾を装備してボムキングを沈黙状態にすれば仲間呼びもしなくなります。