5日目:事故
臨海都市ボーダムにほど近い、エウリーデ渓谷のエネルギー・プラント事故が発生した。
事故原因など、詳細はいっさい公表されなかったが、厳重すぎた情報統制は、かえって大衆の不安を誘った。
「下界のルシによる破壊工作では」という噂が流れ、
下界からの侵略を数百年にわたって恐れてきたコクーン社会に、疑念と動揺がくすぶりはじめる。
5日目:接触
ファルシを見たいとせがんだ息子ドッジを連れて、サッズはエウリーデ渓谷にプラントを訪れた。
サッズが土産物屋でひなチョコボを買ってる間に、ドッジはひとりでプラントに入り込んでしまう。
その時、プラントに異変が生じた。
慌てたサッズが駆けつけると、ドッジはぐったりと倒れていた。
プラントのファルシ=クジャタによって、聖府のルシにされてしまったのである。
5日目:別離
エウリーデ渓谷のエネルギー・プラントに潜入したファング達だったが、使命の記憶は戻らなかった。
彼女達を察知したファルシ=クジャタが防衛態勢に移行し、居合わせた幼児をルシに変えた。
一昨日のセラに続き、また関係ない者を巻き込んだのだ。
プラントに異変が生じる。
駆けつけた聖府軍からヴァニラを逃すため、ファングは自ら囮となって、たったひとりで敵を迎えた。
6日目:保護
どうにか敵を振り切り、エウリーデ渓谷からボーダムの異跡に戻ったファングだったが、
そこにはヴァニラの姿はなかった。街でヴァニラを探すファングは聖府軍に捕縛される。
シド・レインズ准将が率いる騎兵隊に。
レインズは、ファルシによるコクーン支配に疑問を持っていると語り、ファングの保護を約束する。
すぐには信用できなかったが、ひとりでヴァニラを発見できそうにない。
ファングはレインズに従った。